ご存じでしたか?
- espoir53
- 6月19日
- 読了時間: 1分
更新日:6月28日
初夏になると、郭公(かっこう)が、近くの高木で朝早く、4時ごろから鳴きだすので、時々寝不足になります。とても大きな声なんですよ。
それで、郭公のことをちょっと調べてみました。
郭公は渡り鳥なんです。冬は東南アジアの温かい場所にいるそうです。
夏になると繁殖のために、日本に来るのですが、郭公は子育てしないんです。
他の鳥の巣の卵を一つ、巣から蹴とばし、自分の卵を1個産むんです。托卵ですね。
郭公の卵は孵化するのが超早いんです。ほかの卵より早く孵化して、ほかの卵を巣から蹴とばしちゃうんです。
その巣の持ち主は自分の子供じゃないのに、せっせと餌を運んで育てるんですよ。
かつてはその鳥はオオヨシキリだったんですが、さすがにオオヨシキリも気づきますよね。
そこで、郭公はオナガに標的を変更したので、オナガの生息地のこの狭山丘陵に多く来るようになったそうです。
ちなみに、鳴いている郭公はオスだそうで、カップルのメスのかっこうに「卵のあるオナガの巣を見つけたよ。早く来て卵を産んでね。」と言って、鳴いているそうです。
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