6月から7月にかけてはユリの季節です
最近はあまり見かけなくなりましたが、昔はあちこちのちょっとした山林や森には、山百合が咲いていました。
「山の貴婦人」と、呼ばれ、大きく美しく咲き、その香りは甘く濃厚です。
ヨーロッパにはそういう豪華なユリがなかった為に、明治、大正時代には物凄い量の山百合の球根が輸出されたんです。
今、「カサブランカ」と言うユリがありますよね。
あれはヨーロッパで日本のユリの品種改良したユリなんです。
日本の山百合は地質や環境にとても敏感で、栽培がとても難しいので、改良して栽培しやすくなったのが、「カサブランカ」なんです。
私はユリは何でも好きですが、やっぱり「山百合」が一番豪華かなと思います。
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